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訪問看護のチームワークを活性化するには?安定した組織づくりのための5つの工夫を徹底解説!

訪問看護のチームワークアイキャッチ

訪問看護ステーションを運営するなかで、

「スタッフ同士の雰囲気がぎこちない」

「自分がいないと業務が回らない」

などの悩みを抱えていませんか?


スタッフの連携が乱れ、ミスやクレームが増えると、雰囲気が悪化してしまうことは少なくありません。やがて離職が続き、採用も難しくなり、気づけば管理者が孤独に追い込まれてしまうケースもあるでしょう。

この流れを断ち切り、安定した経営と働きやすい職場をつくるためのポイントは、チームワークの活性化です。


本記事では、訪問看護の現場でありがちなチーム連携における課題と、課題を乗り越えるために今日からできる5つの工夫を解説します。

現場の空気を変え、チームワークを活性化したいと考えている管理者の方は、ぜひ最後までお読みください。

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訪問看護におけるチームワークの重要性

チームワークを大事にしている訪問看護スタッフと他職種

訪問看護ステーション内や他職種間での連携がうまくいかないと、ミスの発生や相次ぐ離職などにつながる恐れがあります。

チームワークの活性化により、以下の効果が期待できるでしょう。

  • 業務の抜け漏れが減り、利用者満足が向上する
  • スタッフが安心して働けることで、離職が減る
  • 緊急時の対応がスムーズになり、トラブルを未然に防げる

スタッフ同士の信頼と密な連携が、業務の質向上につながります。

そして何より、管理者自身が「安心して任せられる」と感じられる職場へと変わります。

しかし実際の現場では、思うようにチームワークを取れずに悩んでいる管理者は少なくありません。「方法が分からない」「孤独で不安」という声も多く聞かれます。

そんなお悩みを解決すべく、実践的な改善ノウハウをお届けしているのが【訪問看護特化】基礎から学ぶ組織マネジメント研修です。


訪問看護の現場・管理・経営を10年以上経験した講師が、失敗談や成功事例を交えて、チームワークを高める方法や定着率を上げる工夫をお伝えします。

講座期間中は現場の悩みを講師に直接相談できます。押し寄せる課題を一つひとつ解消できれば、頼られる管理者としての一歩を踏み出せるでしょう。

事業所の課題をお一人で抱えこまず、一緒に解決していきましょう。

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訪問看護のチームワークに関する3つの課題

連携が取れずに悩む訪問看護管理者

チームワークを重視した運営を目指していても、訪問看護の現場ではさまざまな壁に直面することがあります。ここでは、よくある3つの課題について具体的な背景と影響を解説します。

課題1. コミュニケーション不足

日々の訪問業務に追われ、スタッフ同士が顔を合わせる時間が限られると、情報共有の頻度が下がります。直行直帰や外での休憩が多い職場では、雑談のようなカジュアルな交流の場も減り、意思疎通が難しくなる傾向があります。

こうした環境では、業務の認識違いやミスが発生しやすくなり、チーム内の信頼関係にも影響を及ぼします。報告しにくい空気が生まれることで、必要な情報が管理者に届かないといった状況も生じるでしょう。

課題2. チーム内の方向性のズレ

管理者が掲げる目標や方針が、スタッフにしっかり伝わっていない場合、スタッフ同士の認識に差が生まれます。結果として、チームの一体感が生まれにくくなります。

特に自分の業務が組織全体にどう貢献しているかがわからない状態では、スタッフのやる気や連携の意識も薄れてしまうでしょう。

課題3. 他職種との連携がうまくいかない

訪問看護では、ケアマネジャーや医師、リハビリスタッフなど多職種との連携が欠かせません。しかし、連携ルールが明確でない場合、情報共有にムラが出たり、対応の遅れが生じたりするケースがあります。

たとえば、連絡方法がスタッフごとに異なると、誰が何を把握しているのかが曖昧になり、連携ミスが起こりやすくなります。また、看護師側の役割や責任が不明確だと、他職種に対して遠慮がちになり、必要な情報が伝わらない可能性もあるでしょう。

これらは、訪問看護ステーションで多くの管理者が直面している課題です。

押し寄せる課題を解消し、自信をもって現場で活躍できる管理者になるためには、訪問看護師向けの組織マネジメントを学ぶのがおすすめです。

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訪問看護チームワークを活性化させる5つの工夫

チームワークの活性化に向けて工夫している訪問看護管理者

チームワークを高めるためには日常業務の中で実践できる工夫が必要です。ここでは、すぐに訪問看護の現場で取り入れられる5つの工夫をご紹介します。

工夫① 役割分担を明確にする

​​訪問看護では個々の判断や対応が多く求められるため、あいまいな役割分担はトラブルや負担の偏りを招きます。誰が担当するかを明確にすると、連携がスムーズになります。

たとえば、「〇〇さんが新人フォロー担当」「緊急対応の連絡窓口は△△さん」など、分担を決めておくと迷いや混乱が減るでしょう。

管理者がすべてを抱え込まず、スタッフに役割を託すことで、育成にもつながります。

工夫② 目標共有できる仕組みをつくる

目標や方針は、掲げるだけでは意味がありません。重要なのは、日常のなかで何度も目にし、意識できる仕組みをつくることです。

たとえば、Googleドライブなどのツールを使って目標の進捗を共有したり、朝礼で定期的に「今週の目標」を振り返ったりする取り組みが効果的です。

また、スタッフルームの見やすい場所に目標を掲示することで、日常的に意識しやすくなります。

工夫③ 定期的なミーティングの場をつくる

連携や信頼関係を強化するには、定期的にスタッフが話し合う場を設けることが欠かせません。

たとえば、以下の例が挙げられます。

  • 毎朝の朝礼や終業前の振り返りで、その日の不安を払拭する
  • 月1回以上の全体ミーティングで、課題共有や意見交換する
  • 1〜2ヶ月ごとの個別面談で、メンバーの本音をキャッチする

今後の目標や今の課題、悩みなどをリアルタイムで共有し解決策を話し合える環境を整えることで、チーム力が高まります。

工夫④ 称賛の文化をつくる

チームの雰囲気づくりにおいて、認め合う空気づくりは重要です。管理者だけでなく、スタッフ同士でもお互いの良い取り組みを見つけて伝え合える文化が根づくと、スタッフのモチベーションが高まります。

チャットで「〇〇さんの対応、すごく助かりました!」と伝えたり、会議で今週良かったことを共有したりすると、チーム内に前向きな空気が広がるでしょう。

スタッフが「管理者や先輩看護師が見てくれている」「評価してくれる」と感じられれば、スタッフの安心感ややる気につながります。

工夫⑤ 他職種との連携を仕組み化する

訪問看護では、他職種との連携の質がサービスの質に直結します。特にケアマネジャーや医師、リハビリ職とのやりとりでは、情報伝達のタイミングや方法をあらかじめ決めておくことが大切です。

仕組み化の例として、以下が挙げられます。

  • 急ぎの連絡は電話
  • 通常の報告は記録で共有
  • 月1回の事例検討会で連携確認

などのルールを明文化すると、情報の漏れや遅れを防ぐことができます。

また、ICTツールを使って必要情報をリアルタイムで共有する工夫も有効です。

仕組みを整えることで、個人のスキルや判断に頼らず、安定した連携体制を築けるようになります。

まとめ:訪問看護の組織づくりで現場を変える第一歩を踏み出そう

まとめ画像

訪問看護のチームワーク改善は、単に業務をスムーズにするだけではありません。
スタッフが安心して働き続けられる職場をつくり、経営を安定させる起点になります。

けれども実際には、
「どう伝えたら伝わるのか分からない」

「配置や役割の決め方に自信がない」
などの悩みを抱える管理者が多いのも事実です。

UPDATEの【訪問看護特化】基礎から学ぶ組織マネジメント研修では、これらの悩みを解決する糸口がみつかるでしょう。

訪問看護の現場・管理・経営を10年以上経験した講師から、チームづくり・定着率向上・管理者としての判断力を体系的に学べます。

実際に受講した方からは、

「モヤっとする現場の悩みを解決できた」

「組織の適切な配置や役職採用での注意点がわかった」

「メンバーへのフィードバック方法や関わり方がわかった」

などのお声も多数!

受講者満足度は94.6%と、高評価をいただいています。

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実際に受講された方のリアルな声も紹介しています。

受講者インタビュー:地域を支えるサービス拡大に向けたマネジメントの体制強化|医療法人和光会 福井郁子様

小瀨文彰プロフィール写真(株式会社UPDATE 代表取締役)
株式会社UPDATE 小瀨 文彰
株式会社UPDATE 代表取締役(看護師・保健師・MBA) ケアプロ訪問看護ステーション東京にて新卒訪問看護師としてキャリアスタート。その後、訪問看護の現場・マネジメント経験の他、薬局や訪問看護運営するスタートアップ企業で40拠点・年商65億規模の経営を行い上場企業へのグループインを実現。現在は医療職マネジメント人財を育成するためマネジメントスクールを運営中。