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訪問看護管理者の役割・業務内容とは?ステーション運営に必要な7つのスキルを徹底解説!

訪問看護管理者の役割・業務内容アイキャッチ

「訪問看護管理者の仕事内容って?」

「どんなスキルが求められるの?」

訪問看護の現場で、上記の疑問を抱えていませんか?

訪問看護管理者は、ステーションの経営と現場をつなぐ重要な立場です。スタッフのマネジメントや経営方針づくり、外部との連携など、仕事の幅は広がります。

一方で、管理者に就任したものの、不安や迷いを抱えている管理者は少なくないでしょう。

そこで本記事では、管理者に求められる役割や業務内容、求められるスキルについてわかりやすく解説します。

この記事でわかることは以下のとおりです。

  • 訪問看護管理者の役割と業務内容
  • 必要な資格・条件・スキル
  • 訪問看護管理者向けの研修
  • 訪問看護管理者になるメリットと課題

自信を持って管理業務に取り組み、事業所の運営を安定させるためのヒントが得られるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

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目次

訪問看護管理者とは?

訪問看護管理者は、訪問看護ステーション全体の運営と管理を担う責任者です。スタッフのマネジメントやサービス品質の維持、経営管理まで幅広く統括します。

管理者には看護師資格や常勤・専従であることなど、法令で定められた条件があります。現場のケアだけでなく、経営面に関わる点が特徴です。

「所長」との違いについて疑問に感じる方もいるでしょう。「管理者」は看護師免許が必要なのに対し、「所長」は責任者の意味合いをもち、必ずしも看護師である必要はありません。

訪問看護管理者になる5つのメリット

訪問看護管理者になったメリットを感じているナース

訪問看護管理者として働くことで、多くの価値が得られます。本章では、その中でも特に大きな5つのメリットを紹介します。

経営に携われる達成感

訪問看護管理者の判断や方針は、事業所の成長に直結します。

利用者満足度を高める取り組みや新しいサービスの導入などの方針を自ら策定する過程で、日常業務では得られにくい経営者視点が自然と身につきます。

試行錯誤を経て経営判断がうまくいったときには大きな達成感が得られ、組織の方向性を自ら形づくるやりがいを実感できるでしょう。

人材育成で感じるやりがい

管理者は、スタッフ一人ひとりの成長を直接支援できます。新人スタッフの指導やスキルアップ研修を通じて、チーム全体の力を高められるでしょう。

チーム力が高まれば、スタッフの離職率低下や定着率向上にもつながり、組織の安定にも貢献します。育成したスタッフが自信を持って働く姿を見ることで、やりがいを感じられます。

地域医療への貢献

訪問看護管理者は、地域包括ケアの中核として活動します。医師・ケアマネジャー・介護事業所など多職種との連携を通じて、利用者や家族に包括的な支援を提供します。

このような取り組みにより、地域の医療体制全体を支えることにつながり、住民からの信頼も高まります。地域医療に直接貢献できるやりがいや誇りを感じられるでしょう。

管理職経験で広がる将来の選択肢

訪問看護分野の専門性を極めつつ、組織運営や経営のスキルも身につけられれば、将来の選択肢も広がります。

将来的には、事業所経営やコンサルタント業務など、活躍の場が広がります。

日々の業務を通じて管理・経営スキルを実践的に習得できる点は、他では得がたい大きな強みといえるでしょう。

収入向上の可能性

訪問看護管理者は、役職手当により収入が高くなる可能性があります。

役職に応じて支給される管理者手当は、月額3万円〜5万円が一般的であり、基本給は月額28万円〜35万円程度が相場です。

管理者手当に加え、評価制度によって昇給の有無や幅が左右されます。

昇給制度が明確な事業所では、キャリアを重ねるごとに基本給の安定的な上昇が期待できるでしょう。


参考記事:訪問看護管理者年収ガイド|相場と向上術 | 株式会社UPDATE

訪問看護管理者の5つの役割

訪問看護管理者の5つの役割について知る看護師

訪問看護の管理者は、現場と経営の両面からステーション全体を導く立場にあります。本章では、管理者に求められる5つの役割を解説します。

訪問看護ステーションの運営

訪問看護ステーションの運営は、管理者の中心的な役割です。日々の業務を円滑に進めるため、スタッフが安心して働ける体制づくりが欠かせません。

限られた人員や予算を最大限に活かす工夫により、利用者の満足度とスタッフの定着率を高められるでしょう。

スタッフのマネジメント

訪問看護管理者は、一人ひとりの能力や状況を把握し、力を発揮できる環境を整える役割が求められます。

また、スタッフと日々のコミュニケーションを重ね、信頼関係を築くことが重要です。管理者の公正な対応により、組織の士気が高まり、サービスの質も安定します。結果として、経営にも好影響をもたらすでしょう。

サービスの質の管理

訪問看護ステーションでは、サービスの質を保つことが利用者の安心と信頼につながります。管理者は、看護の内容や対応の仕方が一定の基準を満たしているかを確認し、改善点があれば速やかに対応する必要があります。

外部関係者との連携

訪問看護ステーションの運営には、医師・病院スタッフ・介護事業所・ケアマネジャーなど、多くの外部関係者との連携が欠かせません。

管理者はその窓口として情報を整理し、必要なタイミングで連絡します。情報共有が遅れると利用者への対応やサービスの質に影響が出るため、迅速かつ正確なやり取りが必要です。

日常のやり取りを通じて信頼を深めれば、協力体制が強まり、利用者へのサービスの質も向上するでしょう。

経営安定化のための戦略立案

経営を安定化させるための戦略を立てることは、訪問看護ステーションを安定させるために必要な管理者の役割の一つです。

地域のニーズや競合となる事業所の状況を踏まえ、事業所独自のサービス方針を立て、組織全体が同じ方向を向くようにします。

経営計画を達成するべく日々取り組めば、安定した運営と質の高いサービスを継続できるでしょう。

訪問看護管理者の5つの業務内容

訪問看護管理者の業務を行うナース

管理者の業務は多岐にわたりますが、それぞれがステーション運営の安定とサービスの質に直結します。続いて、日常的に行う5つの業務について具体的に説明します。

スタッフの勤怠管理

スタッフの出勤・退勤時刻から遅刻や欠席の有無を確認し、残業時間を管理します。

労働基準法に定められた基準と事業所が定める就業規則を遵守したうえで、スタッフが働きやすい環境を整えることが重要です。

また勤務シフトは、スタッフ一人ひとりの雇用形態と休暇希望、全体のマンパワーを確認しながら作成します。欠勤者が出た場合のシフト調整も訪問看護管理者の業務の一つです。

訪問スケジュール管理

利用者宅を訪問する際のスケジュール管理も訪問看護管理者の業務です。利用者の訪問希望日と看護師のスキルを照らし合わせながら調整します。

1日にできるだけ多くの利用者を訪問するため、移動時間を短くすることも考えながらスケジュールを組みます。

何らかの事情でスケジュールを変更しなければならない場合は、利用者と担当ケアマネジャー、スタッフと連絡を取り調整を行います。

スタッフ教育・研修管理

訪問看護管理者は、スタッフの教育や研修の管理を担います。各スタッフは経歴や経験が異なり、スキルにもばらつきがあります。

そのため、一人ひとりの能力や希望を把握し、それぞれに適した研修機会の確保が重要です。

研修の受講状況や習熟度を継続的に確認し、適宜内容を見直すことで、組織全体のスキル底上げにつながります。こうした教育体制が整えば、サービスの質が安定し、利用者の満足度や信頼度も向上します。

地域の医療機関・ケアマネジャーとの連携

地域の医療機関やケアマネジャーとの連携は、利用者に切れ目のない支援を提供するために欠かせません。管理者は、日常的な情報交換や定期的な打ち合わせを通じて、互いの役割や対応方針を明確にします。

利用者の病状変化や緊急時には、迅速な連絡と調整を行い、関係者全員が同じ情報を共有できる体制を整えます。こうした連携は信頼関係を築く土台となり、利用者の安心と満足度の向上につながるでしょう。

経営状況の管理

経営状況を管理するのも訪問看護管理者の業務です。収益や経費、稼働率などの数字から現状を正しく把握し、要因分析と改善策の検討を行います。

また、経営状態をスタッフとも適切に共有し、組織全体で課題解決に取り組む姿勢が求められます。早期の対応ができれば、赤字のリスクを減らし、利用者へのサービス提供を続けられる環境が整うでしょう。

訪問看護管理者に必須の資格は看護師免許

訪問看護管理者の必須資格を解説するナース

訪問看護管理者になるために、必須となる資格は看護師免許のみです。准看護師は不可である点に注意しましょう。

厚生労働省により、訪問看護管理者は「保健師、助産師又は看護師でなければならない。」と定められています。

保健師および助産師は看護師資格を保有していることが前提の資格となるため、管理者に必須の資格は看護師資格ということになります。

ただし、5年以内に保健師もしくは看護師の業務停止命令を受けている場合、対象外となるため注意が必要です。


参考:厚生労働省 指定訪問看護の事業の人員及び運営に関する基準について

訪問看護管理者になるために必要な4つの条件

訪問看護管理者になるには、看護師免許のほかに、厚生労働省で定められた4つの条件を満たしている必要があります。

本章では、各条件について詳しく解説します。

専従かつ常勤のスタッフであること

訪問看護管理者は、該当する訪問看護ステーションに専従しており、かつ常勤スタッフである必要があります。

同時に他の訪問看護ステーション等を管理することは認められていません。

看護業務や保健指導の経験があること

訪問看護管理者の条件として、医療機関における看護業務や保健指導に関する業務に従事した経験のある者であることが定められています。

具体的な就業期間や業務内容までは定められていませんが、一定期間以上の経験があることが望ましいでしょう。

訪問看護管理者のための研修を受講していること

厚生労働省の基準によると、訪問看護管理者としての資質を確保するための研修等を受講していることが望ましいとされています。

各都道府県の看護協会や自治体で開催されている研修や講習を受け、訪問看護管理者として必要な知識やスキルを身につけましょう。

看護師・保健師・助産師の者が一時的に不在の場合の条件

厚生労働省の基準には、看護師・保健師・助産師以外の者が訪問看護ステーションを管理できる場合の条件についても記載されています。

  • 従来の管理者が、長期間の傷病や出張などのやむを得ない理由があり不在の場合
  • 代わりの管理者が、在宅療養の質向上に関して知識・経験・熱意があり、地方厚生(支)局長の承認を受けていること

上記の条件をどちらも満たす必要があります。また、可能な限り速やかに、常勤の看護師・保健師・助産師を管理者として確保することも定められています。

参考:厚生労働省 指定訪問看護の事業の人員及び運営に関する基準について

訪問看護管理者向けの研修

訪問看護管理者向けの研修に詳しいナース

訪問看護管理者の研修は必須ではありません

しかし、看護職は管理業務やマネジメントを学ぶ機会が少なく、いざ管理職になると不安に感じる方も多いでしょう。

研修を受けることで、経営や人材育成など実務に直結する知識を効率よく習得できます。

本章では、各研修の特徴やメリットを紹介します。

日本看護協会による研修

日本看護協会では毎年看護管理者向けに研修会を開催しています。

訪問看護に特化した研修はありませんが、看護職全般に関する看護管理や、マネジメント研修が幅広く用意されているのが特徴です。

非会員でも受講可能ですが、会員は割引料金で受講できます。

参考:公益社団法人 日本看護協会研修ポータルサイト

全国訪問看護事業協会による研修

全国訪問看護事業協会では、訪問看護事業者向けの研修会を毎年開催しています。

管理者向けの講習として、『訪問看護新任管理者研修会』『訪問看護管理者養成研修会』があります。

オンデマンド講習と対面での講習があり、対面の講習では管理者同士で交流したり、互いに学び合ったりできるのが特徴です。

非会員でも受講可能ですが、日本看護協会の研修同様、会員は割引料金で受講できます。

開催時期や回数が限られているため、日程や申し込み時期を早めに確認しましょう。

参考:一般社団法人 全国訪問看護事業協会 研修会

都道府県看護協会による研修

各都道府県の看護協会では、地域の特性に応じた研修会を開催しています。

『訪問看護支援センター』『訪問看護サポートセンター』といった名称で訪問看護ステーションを支援する部署を立ち上げている都道府県もあります。

地域の訪問看護管理者同士のつながりができるメリットもあるため、積極的に参加するとよいでしょう。

自治体による管理者研修

行政による管理者向け研修を行なっている場合もあります。

一例として、東京都では2024年に、公益財団法人東京都福祉保健財団主催にて管理者向け研修が開催されました。

毎年開催されるとは限らないため、各都道府県の福祉局・保健財団のホームページを検索するのがおすすめです。

また地域ごとの業界団体として、『訪問看護ステーション協議会』や『訪問看護ステーション協会』といった機関がある場合、研修会を開催している場合もあります。

さらに、地域ごとの医療福祉事業者同士の連絡会が研修会を実施している場合もあります。ホームページがない場合は、直接問い合わせてみましょう。

参考:公益財団法人 東京都福祉保健財団 訪問看護ステーション管理者・指導者育成研修

新規指定前研修

訪問看護ステーションの指定を受ける前に受講すべき研修です。

介護保険法及びその他の関係法令の法令遵守や、適切なサービス提供に関する事項、申請のための注意などについて学ぶことを目的としています。

東京都では、東京都福祉局が開催する新規指定前研修を受ける必要があります。都道府県ごとに異なるため、『新規指定前研修』と検索してみましょう。

参考:東京都福祉局 新規事業者指定手続き・研修について

UPDATE 全国版訪問看護ステーション管理者研修一覧

民間企業による研修

民間企業が行う研修は、公的研修に比べて内容や形式が多様で、目的や課題に応じた選択がしやすいのが特徴です。

現場で役立つ実践的なテーマや、最新事例に基づく具体的なノウハウを学べる機会が多くあります。

講師の経歴や実績、受講者の声を確認し、自分のステーションに合ったものを選ぶことが大切です。

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受講者の方々からは、

「モヤっとする現場の悩みを解決できた」

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訪問看護管理者に求められる7つのスキル

訪問看護管理者に求められるスキルをもつナース

訪問看護管理者は多様な業務を担うため、幅広いスキルが求められます。本章では、日々の運営とサービスの質を高めるために必要な7つの能力について解説します。

看護師スキル

訪問看護管理者も訪問看護業務を兼任する場合があります。

利用者にケアや医療処置を行うことがあるため、利用者に応じた看護師としての知識やスキルが必要です。

コミュニケーションスキル

事業所を率いるうえで、スタッフと円滑なコミュニケーションを取り、良好な関係を築くスキルが求められます。外部と連携するうえでも他者とのコミュニケーションは欠かせません。

日頃から相手の望んでいることを先回りして考える習慣を付け、コミュニケーション力を磨く意識をもちましょう。

リーダーシップ力

組織をまとめる訪問看護管理者にとって、リーダーシップ力は重要なスキルです。何らかの問題が発生した際には、周囲の意見を聞く力や、それらをまとめて問題を解決する力が必要となります。

また管理者は、どのような訪問看護ステーションにしたいかという明確な目的や情熱をもち、スタッフの働く意欲を高める存在であることが期待されます。

ICTスキル

訪問看護管理者は、書類作成や管理などの事務処理能力が必要です。これらの業務は効率良くスピーディに行う力が求められるため、最低限のICTに関する知識やスキルがあると望ましいでしょう。

事業運営力

訪問看護事業を運営するには、制度に沿った運営や利用者を増やすための周知や営業をする能力が求められます。

また、診療報酬改定や医療介護業界の情報にアンテナを張り、今後の収支状況を予測しながら対策を練る必要があります。

さらに、他の事業所とは異なる強みを持った訪問看護サービスを生み出したり、請求業務などの事務仕事をスムーズに行う環境を整えたりするのも訪問看護管理者の仕事です。

組織マネジメント力

組織をマネジメントするスキルも訪問看護管理者に必要です。スタッフの雇用形態や経験値、希望などを考慮して人員を配置します。

スタッフと利用者の相性も見極めて人員を配置する必要があります。

また訪問看護管理者は、訪問看護ステーションの目的や今後のビジョンを掲げましょう。

自らが先頭に立ち、熱意を持って業務に取り組むとともに、組織全体のモチベーションを高める力が必要です。

問題解決力

予期せぬトラブルや課題に対処するための柔軟性や判断力など、問題を解決する能力も求められます。

訪問看護の現場では、利用者の急な体調変化・スタッフの欠勤・制度変更など、突発的な問題が発生します。

管理者は状況を正確に把握し、迅速に解決策を提示する必要があります。

そのためには、事前に想定されるリスクを洗い出し、対応マニュアルや連絡体制を整えましょう。

訪問看護管理者が陥りやすい3つの問題点

悩んでいる訪問看護管理者

訪問看護ステーションを運営する中で、管理者が陥りやすい3つの問題点と、その解決策を解説します。

管理業務に集中できない

訪問看護管理者の多くは、訪問看護業務を兼任しているのが現状です。特に人員が不足しやすい小規模の訪問看護ステーションではその傾向があります。

現場での看護業務に加えて管理業務を行うため、負担が増し、管理業務に集中できないという問題があります。

責任感の強さから、一人で多くの業務を負担してしまう管理者は少なくありません。解決策として、業務分担の見直しを行い、訪問看護管理者が管理業務に注力できる体制を整えることが求められます。

ロールモデルが不明確

訪問看護管理者にとって、ロールモデルとなる理想の人物像がないことも問題の一つです。理想の人物像があれば、自分に足りないスキルが明確になり、より良い事業所運営のための成長につながるでしょう。

理想とする管理者のロールモデルを明確にするためには、訪問看護管理者の役割を明確にし、組織内で共有することが重要です。

マネジメントに関する知識不足

多くの訪問看護管理者は、マネジメントに関する知識が不足している現状があります。管理や経営の経験がなく、手探りで管理者業務を行なっている方は少なくないでしょう。

そのため、経験者から話を聞いたり関連書籍や各種研修を活用したりして、経営に関する知識を主体的に学ぶ姿勢が重要です。

とはいえ、書籍や断片的な情報だけでは、実際の現場でどう活かせばよいかわかりにくいのも事実です。そこで、訪問看護マネジメントに特化した実践型の学びが役立ちます。

訪問看護特化、基礎から学ぶ組織マネジメント研修では、訪問看護ステーション経営改善のための実践スキルを、体系的に学べるのが特徴です。

訪問看護40拠点・12年以上の現場経験を持つ代表・小瀬が、リアルな失敗談も含め、成果につながるノウハウをお伝えします。

受講者の皆様からは、

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まとめ:訪問看護管理者が自信を持って役割を果たすために

まとめ画像

訪問看護管理者は、現場と経営をつなぐ重要な役割を担います。運営管理やスタッフマネジメント、外部との連携など、業務は多岐にわたります。

幅広い能力が求められる一方で、管理者としてのスキルを体系的に学べる機会は限られています。そのため、課題を解決するには実践的な知識とスキルの習得が欠かせません。

訪問看護特化、基礎から学ぶ組織マネジメント研修は、人材を定着させ経営を改善させるなど、成果につながるノウハウを体系的に学べる場です。

ステーション運営で次々に起こる問題を解決するための考え方を身につけられます。

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UPDATEマネジメントスクール訪問看護
小瀨文彰プロフィール写真(株式会社UPDATE 代表取締役)
株式会社UPDATE 小瀨 文彰
株式会社UPDATE 代表取締役(看護師・保健師・MBA) ケアプロ訪問看護ステーション東京にて新卒訪問看護師としてキャリアスタート。その後、訪問看護の現場・マネジメント経験の他、薬局や訪問看護運営するスタートアップ企業で40拠点・年商65億規模の経営を行い上場企業へのグループインを実現。現在は医療職マネジメント人財を育成するためマネジメントスクールを運営中。