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訪問看護の求人票改善術|応募が来ない原因と今日からできる3つの無料対策

訪問看護の求人票改善術|応募が来ない原因と今日からできる3つの無料対策

「ハローワークに求人を出しているのに、全く応募が来ない」
「人材紹介会社に高い費用を払っても、すぐに辞めてしまう」

訪問看護ステーションの経営者・管理者の方で、こうした採用の悩みを抱えている方は少なくありません。

実は、応募が来ない原因の多くは求人票の書き方にあります。給与や条件が他より劣っているからではなく、ステーションの魅力が正しく伝わっていないケースがほとんどです。

本記事では、訪問看護ステーションの求人に応募が集まらない原因と、お金をかけずに今日からできる求人票の改善ポイントを3つご紹介します。

著者名

執筆者

株式会社UPDATE 小瀨 文彰

株式会社UPDATE 代表取締役(看護師・保健師・MBA) ケアプロ訪問看護ステーション東京にて新卒訪問看護師としてキャリアスタート。その後、訪問看護の現場・マネジメント経験の他、薬局や訪問看護運営するスタートアップ企業で40拠点・年商65億規模の経営を行い、上場企業へのグループインを実現。現在は医療職マネジメント人財を育成するためマネジメントスクールを運営中。

■保有資格・学位
看護師
保健師
経営学修士(MBA)

訪問看護ステーションに求人が集まらない原因とは?

訪問看護ステーションの採用に悩む経営者・管理者の方からは、「うちは給与が低いから来ない」「大手じゃないと人が集まらない」という声がよく聞かれます。

しかし、多くの場合、給与水準や事業所の規模だけが原因ではありません。求人票を見直してみると、せっかくの魅力が伝わっていないケースが非常に多いのです。

よくある求人票の問題点は以下の通りです。

  • 条件面の情報だけが並んでいる:給与・休日・勤務時間など決まった項目を埋めているだけで、事業所の特徴や魅力が伝わらない
  • 写真がないorフリー素材のみ:実際に働くスタッフや職場の雰囲気がイメージできない
  • どんな人に来てほしいかが不明確:誰に向けたメッセージなのかがわからず、求職者の心に響かない

実際に、事業所のホームページすら持っていないステーションも少なくなく、求職者が職場の雰囲気を知る手がかりがほとんどないというケースもあります。

こうした状況では、条件面で大手に劣る小規模ステーションほど不利になりがちです。しかし逆に言えば、少し工夫するだけで大きく改善できる余地があるということでもあります。

今日からできる!訪問看護の求人票改善3つのポイント

ここからは、お金をかけずにすぐ実践できる求人票の改善ポイントを3つ解説します。

① 「一緒に働きたい人」を明確にする

求人票でまず大切なのは、どんな人に来てほしいかを明確にすることです。

多くの求人票は「看護師募集」「訪問看護スタッフ急募」といった一般的な見出しのみで、どんなタイプの看護師に合う職場なのかが伝わりません。

たとえば、以下のように具体的にメッセージを発信することで、求職者の目に留まりやすくなります。

  • 「小児訪問看護に興味がある方、一緒に始めませんか?」
  • 「未経験でもOK!先輩スタッフが丁寧にサポートします」
  • 「在宅でのターミナルケアに想いのある方を募集しています」

このように「あなたのことですよ」と伝わるメッセージを入れることで、条件面だけでは測れない共感ベースの応募につながります。
ターゲットを絞ると応募が減るのではと心配になるかもしれませんが、実際には明確なメッセージがあるほうが心に刺さり、応募率が上がる傾向にあります。

② 写真×メッセージでステーションの魅力を伝える

2つ目のポイントは、リアルな写真にメッセージを添えて掲載することです。

フリー素材や意味のない集合写真では、求職者は実際の職場をイメージできません。たとえば以下のような写真と言葉の組み合わせが効果的です。

  • カンファレンスの様子 +「バックグラウンドの異なるスタッフが、お互いに学び合える環境です」
  • ケア中の写真(許可済) +「小児在宅看護に力を入れています」
  • スタッフの笑顔 +「未経験からスタートしたメンバーも多数活躍中!」

写真はパワーポイントなどで簡単に加工できます。実際に、写真とメッセージを組み合わせた画像をジョブメドレーなどに掲載しただけで、応募率が大幅に改善した事例もあります。

ポイントは「ここで働いたらどんな日常が待っているか」を求職者がイメージできるようにすること。きれいに作り込む必要はなく、リアルさが伝わることが何より大切です。

③ 条件面だけで勝負しない――想いやビジョンを伝える

3つ目は、ステーションの理念や管理者の想いを求人票に盛り込むことです。

給与・休日・教育体制といった条件情報だけでは、他のステーションと横並びになり、大手や好条件の事業所に埋もれてしまいます。

しかし、看護師として働く方の多くは、条件だけで職場を選んでいるわけではありません。

  • 「なぜこのステーションを立ち上げたのか?」
  • 「どんな看護を届けたいと考えているのか?」
  • 「管理者として、どんなチームを作りたいのか?」

こうした想いやビジョンを言葉にして伝えることで、「この人のもとで働きたい」「この理念に共感できる」と感じてもらえる可能性が広がります。

小規模ステーションだからこそ、管理者の人柄や想いがダイレクトに伝わる強みがあります。条件面で勝てない部分に悩むよりも、自分たちならではの価値を言語化して発信していきましょう。

まとめ:まずは今の求人票を見直してみよう

訪問看護ステーションの採用課題は、高額な求人媒体や人材紹介に頼らなくても改善の余地があります。

まずは今掲載している求人票を、以下の視点で見直してみてください。

  1. どんな人に来てほしいかが明確か?
  2. 実際の職場がイメージできる写真とメッセージがあるか?
  3. 条件だけでなく、ステーションの想いやビジョンが伝わっているか?

事業所のスタッフに見せて「この求人票を見て、応募したいと思うか?」を聞いてみるのもおすすめです。
今日からできる小さな一歩が、採用力アップにつながります。

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