Skip to content
KNOWLEDGE
お役立ち情報

受講生インタビュー01:負のサイクルからの脱却!コミュニケーション活性で働きやすいチームを目指して

GOODAID株式会社 おだいじに訪問看護リハビリステーション 畑雄太朗さま

受講者様ご紹介

愛知県中村区や一宮市にて訪問看護ステーション3拠点を運営する『おだいじに訪問看護リハビリステーション』。今回新たに3拠点をマネジメントする部長職に就任した畑雄太朗さん(作業療法士・30歳)に、UPDATEの『訪問看護マネジメントスクール 組織マネジメント基礎講座』をご受講頂いての率直な感想を伺いました。

受講者インタビュー

研修受講前はどのような課題感をお持ちでしたか?

受講する前はスタッフがなかなか安定せず、組織を維持することに精一杯になっていました。事業所を増やす予定でサテライトを開設して規模の拡大を目指していたのですが、もともとの事業所で訪問業務を継続することに注力しなければならない状況もありました。そのため、マネジメントメンバーも現場の意見を吸い上げ切れない→経営陣への伝達がうまくできない→「現場」と「管理・経営陣」といった壁が少しずつ生まれる→スタッフが安定しないといった負のサイクルに陥っていた気がします。
※UPDATEが提唱する「医療職マネジメントの負のサイクル」の記事で解説しています。

マネジメントに関わる畑さん自身としてはどのような課題や困り事がありましたか?

もともと積極的にコミュニケーションを取るタイプではなく、上がってくる課題に対しても抽象的な返答しかできなかったため、具体的な対策を考えられないまま時間だけが経過してしまっていました。また、マネジメントに関わるにあたって制度などの知識不足がマネジメントに就任する上での不安としてありました。

講座を受けてみて率直な感想を教えてください!

研修の初期に学んだ「訪問看護で起こりうるマネジメントの負のサイクル」が、実際にステーションで起きていることそのものと密接に関連していて、今まで上手く回っていなかった原因が分かり、「そういうことだったのか!」と腑に落とすことができました。

おだいじに訪問看護リハビリステーション_畑様2

講義の内容はどのように現場で活かせてますか?

研修はマネジメントについて幅広い内容がありましたが、特にスタッフとのコミュニケーションや関係性を築くことに活きています。これまで抽象的な表現をしてしまう傾向があったのですが、それでは言葉足らずで十分に意図が伝わっていないことがマネジメントにも影響していることに気が付きました。関係性を築くために具体的なことまで密に話すようにしてからは、相手もイメージを持ちやすくなり、課題に対して明確な共通認識を持ちながら仕事に取り組んでもらえるようになりました。

講座の中で一番学びが深かったものは何ですか?

先ほどの回答と重複する部分がありますが、「コミュニケーションを円滑にする思考法」の講義が一番学びが深かったです。コミュニケーションエラーを起こさないよう、話すべきことの前提をすり合わせてから議論を進めることなど、チームでのコミュニケーション活性に関する学びが大きかったです。

受講してみて、研修はどのような方にお勧めですか?

医療職の方で管理業務に携わっているもののマネジメントに自信がない方にお勧めです。そもそも医療職はマネジメントの講義を受ける機会が少ないと思います。私自身、管理職の打診の話をいただいた時にどのように組織を管理していくかのイメージが湧かず、自分が引き受けてもいいものなのか、すぐに承諾はできずにいました。ですが、今回マネジメントを実践しながら、実践とリンクした講座を受けられる機会があり前向きにチャレンジできています。

おだいじに訪問看護リハビリステーション_畑様3

今後の抱負を教えてください!

講義で受けた内容をアウトプットしてこそ自分のものになると思います。意識して取り組んでいることもありますが、今後もより実践していき、自身のマネジメント能力を向上するとともに、スタッフが働きやすい組織作りができるように尽力していきたいと思います!

企業紹介|GOOD AID株式会社 様
上場企業であるファーマライズホールディングス株式会社のグループ企業で、薬局や訪問看護など『街の保健室』をコンセプトに地域医療に力を入れサービスを展開。受診ができない方に向けたお薬販売サービスなど新たな取り組みや薬局と訪問看護の連携など、既存の枠組みに捉われない新たな医療の選択肢を提供することにも果敢にチャレンジされています。訪問看護事業所も拡大予定とのことなので、ぜひ興味がある方はGOOD AID様のHPをご覧ください。
企業HP:https://good-aid.com/

株式会社UPDATE
実践的なマネジメントを学べば、医療はもっと良くなる。
小瀨文彰プロフィール写真(株式会社UPDATE 代表取締役)
UPDATE 小瀨 文彰
株式会社UPDATE 代表取締役(看護師・保健師・MBA) ケアプロ株式会社にて新卒訪問看護師としてキャリアスタート。訪問看護の現場・マネジメント経験の他、薬局や訪問看護運営するスタートアップ企業で40拠点・年商65億規模の経営を行い上場企業へのグループインを実現。現在は医療職マネジメント人財を育成するためマネジメントスクールを運営中。