訪問看護管理者にしてはいけない人材の特徴6選!組織を崩壊させないリーダー選びとは?
「組織は管理者で決まる」という言葉があるほど、リーダーの存在は重要です。優れた管理者はスタッフの能力を最大限に引き出し、組織を成長へと導きます。
一方で、不適切な管理者はスタッフの可能性を潰しかねません。最悪の場合、スタッフの大量離職を招き、組織を崩壊させる危険性もあります。
特に、訪問看護ステーションのように事業所が次々と増えている業界では管理者の需要が高まっています。それに伴い、管理者を選ぶ機会も増えているのではないでしょうか?
本記事では、訪問看護の管理者にしてはいけない人の6つの特徴を詳しく解説します。組織の未来を左右する管理者選びで失敗しないために、ぜひ最後までお読みください。
株式会社UPDATE 代表取締役(看護師・保健師・MBA) ケアプロ訪問看護ステーション東京にて新卒訪問看護師としてキャリアスタート。その後、訪問看護の現場・マネジメント経験の他、薬局や訪問看護運営するスタートアップ企業で40拠点・年商65億規模の経営を行い、上場企業へのグループインを実現。現在は医療職マネジメント人財を育成するためマネジメントスクールを運営中。
■経歴
2013年 慶應義塾大学 看護医療学部 卒業
2013年 ケアプロ株式会社入社
2019年 株式会社UPDATE(旧:ヘルスケア共創パートナー株式会社) 創業 代表取締役(現職)
2021年 GOOD AID株式会社 取締役(事業譲渡により退任)
2023年 セルフケア薬局 取締役(吸収合併により退任)
2023年 まちほけ株式会社 代表取締役(事業譲渡により退任)
■得意領域
医療系事業の組織マネジメント
教育体制構築
採用戦略・体制構築
教育体制構築
新卒訪問看護師の育成
管理職の育成
■保有資格・学位
看護師
保健師
経営学修士(MBA)
目次
訪問看護管理者にしてはNGな6つの特徴

管理者を選ぶ際、注意したい人材の具体的な特徴を6つご紹介します。あなたの事業所での状況と照らし合わせながらお読みください。
①職場にプライベートな感情を持ち込む
職場に私情を持ち込む人は管理者として不適切です。特定のスタッフをえこひいきしたり、恋愛関係のもつれから事業所の雰囲気を悪化させたりする恐れがあります。
管理者による個人的な感情の持ち込みは他のスタッフの不満を増大させます。結果として、組織全体のパフォーマンスを著しく低下させる原因となるでしょう。
②役職や権限に頼りすぎる
「これは決定事項だから」と役職や権限を振りかざすタイプも危険です。このような管理者は、スタッフとの丁寧な対話や関係構築を怠る傾向にあります。
本来、リーダーはスタッフ一人ひとりと向き合い信頼関係を築くべきです。権限だけで人を動かそうとすると、スタッフとの間に深い溝が生まれてしまいます。
③自分の考えを組織に押し付ける
自分のやりたい看護や理想を、組織全体に押し付けようとする人も注意が必要です。管理者は、個人の思いと組織としての方針を切り分けて考える能力が求められます。
組織には限られたリソースの中で最大限の成果を出すという使命があります。個人の理想だけを追求し、組織全体のバランスを考えられない人は管理者には向いていません。
「看護のマネジメントについてもっと学びたいけど、何から始めていいかわからない」という管理者の方向けに、UPDATEでは完全無料の『訪問看護職のための保健室』(1回60分)をご用意しています。
代表小瀨とお話しする中で、言葉にできない現場のモヤモヤを言語化し、解決への一歩を踏み出す場としてご活用いただけます。(毎月限定5名様)
気になる方は、以下のリンクボタンより詳細をご確認ください。
④感情の起伏が激しい
モチベーションの浮き沈みが激しく、それが仕事の質に直結する人も問題です。管理者の機嫌が良いときは職場も活気づくかもしれませんが、機嫌が悪いと雰囲気が悪くなります。
このような状態では、周りのスタッフは管理者の顔色をうかがうようになります。本来の業務に集中できなくなり、組織全体の生産性が大きく損なわれるでしょう。
⑤組織全体の視点を持てない
自分の部署やチームのことしか考えられない人も、管理者には不向きです。例えば、看護部門とリハビリ部門がある場合、自分の部門の利益だけを優先するような行動が挙げられます。
管理者は、自分のチームだけでなく組織全体がどうすれば最適化されるかを考える視点が必要です。部分的な最適化だけを追求すると、組織内で対立が生まれる原因になります。
⑥問題の原因を他人のせいにする
何か問題が起きたとき「スタッフの能力が低いからだ」というように、原因を他人のせいにする人は最も避けるべきタイプです。このような他責思考のリーダーの下では、スタッフは安心して働くことができません。
トラブルが発生した際に「最終的な責任は自分が取る」という覚悟を持ち、スタッフを守る姿勢を見せることが、信頼される管理者の条件です。責任転嫁するリーダーに、スタッフはついていきたいとは思わないでしょう。
理想の訪問看護管理者を選ぶために重視すべきこと

では、どのような人物を管理者に選ぶべきなのでしょうか。最も大切にしたいのは「事業と組織に思いを込められる人」かどうかです。
目先の利益や個人のキャリアだけを考えるのではなく、事業所の理念やビジョンに心から共感していることが重要です。そして、その思いをスタッフと共有し、チーム全体を導いていく情熱を持っている必要があります。
もちろん、最初から完璧な管理者はいません。大切なのは、組織と共に成長しようとする意欲です。経営者や上司は、候補者がそのような思いを持っているか、日頃の言動から丁寧に見極めることが求められます。

「わかっているのに変えられない」訪問看護管理者のあなたへ

管理者選びは、組織の未来を左右する極めて重要な意思決定です。目先の能力や実績だけでなく、その人の人間性や組織への思いをしっかりと見極める必要があります。
そして、今回ご紹介した「管理者にしてはいけない人」を見抜く力は、簡単に身につくものではありません。多くの管理者さんが、頭ではわかったつもりでも、実際にはうまく判断できないというジレンマを抱えています。
しかしそれは、あなたの能力が低いからでも、意識が足りないからでもありません。
管理者という立場は、スタッフの感情や人間関係、経営判断を同時に背負う構造になっているからです。
だからこそ、自分一人で考え続けるほど視野が狭くなり、「これでいいのかな…」という不安だけが積み重なっていきます。
そこで株式会社UPDATEでは、訪問看護の現場と経営、両方を理解した立場から、
管理者さん一人ひとりの状況に合わせた無料相談の場『訪問看護管理職のための保健室』を設けています。
- 今の管理体制、何がリスクになっているのか
- このまま進んだ場合、どこで歪みが出やすいのか
- 管理者として、どこを一人で抱えすぎているのか
こうした点を、整理する場としてご活用ください。1人60分ほどの相談会を想定しています。
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