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訪問看護への転職が不安な方必見!失敗しないポイント・成長できるステーションの選び方を徹底解説!

訪問看護への転職が不安な方必見!失敗しないポイント・成長できるステーションの選び方を徹底解説!

日々の看護業務を行うなかで、

「時間に追われ、思うようなケアができない」

「在宅で患者さんに寄り添う看護がしたい」と感じていませんか?

一人ひとりとじっくり向き合いたいという思いから、訪問看護に興味を抱く看護師は少なくないでしょう。

しかし「自分に向いているかな?」「どんなステーションを選べばいい?」などの不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、訪問看護が未経験の方向けに、訪問看護師として成長できる事業所選びのポイントを5つ解説しています。また、訪問看護への転職時によくある失敗パターンや転職のための具体的なステップも詳しく説明します。

この記事は、あなたが理想の訪問看護キャリアを手に入れるための一助となるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

目次

訪問看護での「転職先の選び方」5つのポイント

訪問看護での転職先の選び方を解説するナース

訪問看護への転職を成功させるには、以下のポイントを押さえて転職先を選ぶことが大切です。

  1. 教育・サポート体制の充実度
  2. 利用者さんの特性や訪問看護の専門性
  3. 職場環境と定着率
  4. 働き方の柔軟性
  5. 訪問エリアと移動環境

5つのポイントを軸に、自分の価値観や将来のキャリアビジョンと照らし合わせながら転職先を検討しましょう。重要視するポイントの優先順位をつけて事業所を探せば、入職後のミスマッチを予防できます。

1. 教育・サポート体制の充実度

訪問看護への転職で特に重要なのは、教育・サポート体制が充実しているかどうかです。訪問看護では、一人で判断する機会が多く、慣れないうちは不安を感じるでしょう。

手厚い指導やサポート体制があれば、不安や疑問を解消しながら実践を積み、着実に成長できます。

確認すべき教育・サポート体制のポイントは、以下のとおりです。

  • 同行訪問の期間と回数
  • OJT体制の有無
  • スキルアップ研修の有無
  • 未経験者の育成実績の有無
  • 未経験者の受け入れ体制

面接や説明会で質問の機会があれば、「未経験者への研修プログラムを詳しく教えてください」「同行期間はどの程度ですか?」「独り立ちまでどのようなステップになりますか?」などと、具体的に聞いてみることをおすすめします。

2. 利用者さんの特性や訪問看護の専門性

自分が実践していきたい看護と、ステーションごとに異なる利用者さんの特性や専門分野が、マッチしているかが重要です。訪問看護ステーションによって、得意とする分野や対象とする利用者層は大きく異なります。

確認すべき項目として、以下があります。

  • どんな疾患・状態の利用者さんが多いか
  • 緩和ケア・精神科・小児・リハビリ・難病など専門分野への対応状況
  • ケアマネジャーや医師、理学療法士など、多職種との連携頻度や方法

職場見学では、実際にどのような利用者さんのケアを行っているか、スタッフの専門性について具体的に聞いてみましょう。

自分の興味・関心のある分野と合致するステーションを選ぶことで、やりがいを感じながら専門性を深められます。

3. 職場環境と定着率

働きやすい職場環境かどうかは、看護師の離職率と離職理由、職場の雰囲気を通して判断できます。経営基盤がしっかりしているかも長期的に安心して働くための重要な要素です。

面接時に確認すべき点として、以下が挙げられます。

  • 職場の雰囲気と人間関係
  • 看護師の離職率と主な離職理由
  • 利用者数の推移
  • 事業拡大予定の有無
  • 経営基盤の安定性

職場見学では、スタッフ同士のコミュニケーションの様子や事務所の雰囲気をよく観察することが重要です。

また、「スタッフの平均勤続年数はどの程度ですか」「事業拡大の予定はありますか」など実際の情報を積極的に確認しましょう。

4. 働き方の柔軟性

自分のライフステージに合った無理のない働き方ができるかどうかは、長期的に訪問看護を続けるための重要な条件です。確認すべき働き方の条件として、以下が挙げられます。

  • 休日が毎回異なるか曜日の固定か
  • 土日祝日の出勤をどう分担しているか
  • 有給休暇の取りやすさ
  • オンコール当番や出動の頻度
  • スタッフの年齢層
  • 育児中のスタッフの在籍状況
  • ライフステージの変化に合わせて勤務時間を調整可能か

面接では将来的な希望も含めて率直に相談してみましょう。「将来的に育児と仕事を両立したい」「親の介護が必要になった際の働き方について確認したい」などの質問をしてみると具体的な回答が得られるかもしれません。

ライフプランを見据えた質問をすることで、長期的に働きやすい職場かどうかを判断できます。

5. 訪問エリアと移動環境

訪問看護では移動時間が業務時間の多くを占めるため、訪問エリアの範囲や移動手段は働きやすさに直結します。確認すべき項目として、以下があります。

  • 訪問範囲のエリアや広さ
  • 電動自転車や車など提供される移動手段
  • 自動車運転免許の必要性(必須の場合もある)
  • 夜間の移動手段

入職前に事業所から主な訪問エリアまでの距離感を体感してみると、転職後のリアルなイメージができるでしょう。

訪問看護の転職先選びで気になる収入

訪問看護での看護師の年収や手当

訪問看護師への転職を検討する際、多くの方が気になるのが収入面の変化でしょう。本章では、訪問看護師の平均的な年収や手当、賞与について詳しく解説します。

ただし、収入が高いという理由だけで転職先を選ばないことが重要です。収入や手当などの表面的な条件よりも、看護師として成長できるか、長期的に無理のない働き方かを重視することで、本当に自分に合ったステーションをみつけやすくなります。

訪問看護の平均年収

厚生労働省の調査によると、訪問看護師の平均月収は45万2,951円、年収に換算すると543万5,412円です。

ただし、訪問看護師の給与は勤務する地域や雇用形態、経験年数によって大きく差があります。一般的には年収約450万円〜600万円、月収約35万円〜50万円程度が平均的な金額となるでしょう。特に都市部の訪問看護師(常勤)で訪問件数が多く、オンコール対応もある場合は年収600万円以上になるケースもあります。

看護師全体の平均年収はおよそ520万円であり、看護師のなかでも平均的な年収だといえるでしょう。

参考記事:訪問看護師の給与体系と年収相場|給与設計のポイントを解説 | 株式会社UPDATE

訪問看護の手当・賞与

訪問看護師の給与体系は、基本給に加えて手当や賞与で構成されています。主な手当の種類は以下のとおりです。

手当種類金額支給条件・備考
訪問手当1,000円/件程度月80件以上など、一定の訪問数以上で発生
オンコール手当1,000円~3,000円/回待機日数に応じて変動
夜間出動手当2,000円~5,000円/回オンコール当番の緊急性・時間帯により変動
通勤手当実費支給通勤距離・交通費に応じて支給
資格手当月額5,000円~10,000円認定看護師・専門看護師等の資格保有者
住宅手当施設により異なる家賃補助・住宅ローン補助等

訪問手当やオンコール手当などは歩合制の要素もあるため、自分の働き方や業務量の希望と照らし合わせて検討しましょう。

賞与は、基本給の1〜2ヶ月分が年1〜2回支給されるのが一般的です。賞与は会社の経営状況や各スタッフの業績に応じて支給されます。賞与制度の充実はモチベーション向上につながるため、評価制度に連動して賞与アップする仕組みがあるか確認しましょう。

参考:厚生労働省 令和4年度介護事業経営概況調査結果 厚生労働省老健局老人保健課

訪問看護の転職先選びで知っておきたいキャリアパス

訪問看護のキャリアを思い描くナースたち

訪問看護には多様なキャリアアップの選択肢があります。自分の興味や適性に合わせて、管理職・専門看護師・起業などさまざまな道を選択できることが訪問看護の魅力の一つです。

主なキャリアアップの選択肢である管理職(事業所長・リーダー)への昇格では、事業所運営や後輩指導のスキルを身につけられます。

資格取得の選択肢として、以下が挙げられます。

  • 認定看護管理者
  • 訪問看護認定看護師
  • 在宅ケア認定看護師
  • 皮膚・排泄ケア認定看護師
  • 在宅看護専門看護師
  • がん看護専門看護師
  • 慢性看護専門看護師
  • 災害看護専門看護師
  • 家族支援専門看護師

(※訪問看護認定看護師は2029年度で認定終了)

また、経験を積んだ後に訪問看護ステーションを開設する道もあるでしょう。このように、理想のキャリアを実現できる可能性があります。

まずは自分がどのような方向性でキャリアを築きたいかをイメージしましょう。そして、あなたの目標実現をサポートしてくれる環境か、ロールモデルとなるスタッフがいるかどうかを確認することが大切です。

参考記事:【2025年度版】在宅看護専門看護師になるには?全国の大学と資格取得のメリットを徹底解説! | 株式会社UPDATE

「訪問看護ステーションタイプ別」転職先選びの基準

訪問看護ステーションタイプ別の違いを整理するナースたち

訪問看護ステーションの主要なタイプとして、病院併設型・独立運営型・専門特化型の3つが挙げられます。各タイプの特色やメリット、デメリットを比較検討して、自分に合ったステーションを選ぶことが重要です。

各タイプの詳細な特徴について、自分の性格や働き方の希望と照らし合わせながら、どのタイプが最も適しているか考えてみるとよいでしょう。

病院併設型ステーション

病院併設型ステーションは、病院と連携した運営体制で医療依存度の高い利用者も受け入れる傾向があります。組織的な運営がなされているのが大きな特徴です。

【メリット】

  • 医療バックアップ体制が充実している
  • 組織的で体系化されたマニュアルがある
  • 新人教育プログラムが確立されている

【デメリット】

  • 自由度や裁量が制限される場合がある
  • 組織の方針に縛られやすい
  • 給与体系が病院看護を前提に創られていることが多い

安定した環境で基礎をしっかり学びたい方には適していますが、自由度を重視する方は慎重に検討しましょう。

独立運営型ステーション

独立運営型ステーションは、民間事業者や看護師が開業・運営し、柔軟なサービス提供が可能です。小規模から中規模(看護師数10人程度)の事業所が多いのが特徴です。訪問看護ステーション全体の中でも、このような株式会社や有限会社が運営するステーションが最も多くの割合を占めています。

【メリット】

  • 個別性を重視した看護ができる
  • 事業所を一緒に作り上げることにやりがいを感じられる
  • 少人数の事業所ほど上長との距離が近く、チャレンジしやすい環境にある

【デメリット】

  • 経営方針や職場雰囲気は企業によって異なる
  • 教育体制やマニュアルが未整備なこともある
  • 中には営利主義に偏りすぎている企業もある
  • 中にはコンプライアンスを守ってない企業もある

自主性を重視し、積極的に学習・成長していきたい方に向いているといえるでしょう。一方で、しっかりとした研修や教育体制を求める方は事前の確認が重要です。また、中には営利に偏りすぎてきて看護の質を軽視している企業、必要性のない頻回訪問を行うなどコンプライアンス違反をしている企業などもあります。相場より明らかに高額な給与などを謳っている法人の中には、コンプライアンスを守っていない企業もありますので、転職時は訪問看護の業界に詳しい方に相談することが重要です。

専門特化型ステーション

専門特化型ステーションは、小児・精神・がん終末期・難病など特定の専門分野に特化し、特定領域に強みをもつスタッフが在籍しています。

【メリット】

  • 特定分野の専門性を深められる
  • やりがいを感じられる
  • 自分らしさを発揮できる
  • 専門性を活かしたキャリアアップが可能

【デメリット】

  • 対象ケースが限定される
  • 幅広い経験を積みにくい

特定分野への強い関心がある方には魅力的な選択肢といえるでしょう。一方、幅広い経験を積みたい方は総合的なケアを提供するステーションを検討するのがおすすめです。

訪問看護の転職先選びをスムーズに進める3ステップ

訪問看護の転職先選びで実践したい3ステップ

訪問看護への転職を成功させるために、具体的なステップを紹介します。計画的に進めることで、理想の転職先をみつけられます。

3つのステップは以下のとおりです。

  1. なりたい訪問看護師像を具体的にイメージする
  2. ポイントを押さえて情報収集する
  3. 訪問看護に特化した転職エージェントを活用する

上記の順番に進めることで、効率よく理想の転職先をみつけられるでしょう。各ステップについて、一つひとつ解説します。

1.なりたい訪問看護師像を具体的にイメージする

転職活動を始める前に、理想の訪問看護師像を明確にしましょう。具体的なイメージをもつと、転職先選びの軸が定まります。

具体的にイメージすべき内容は、以下のとおりです。

  • 自分が理想とする看護スタイル:利用者との関わり方、ケアの提供方法など
  • 専門分野への関心:緩和ケア・精神科・小児など
  • キャリアビジョン:管理職・認定看護師・独立など
  • 働き方の希望:勤務時間・オンコール頻度・直行直帰など

紙に書き出すなどして、自分の考えを整理するのもおすすめです。「なぜ訪問看護がしたいのか」「5年後、10年後にどうなっていたいか」を明文化すると、転職先選びの判断基準がみえてきます。

2.ポイントを押さえて情報収集する

自分の理想の働き方やキャリアビジョンが明確になったら、それらにマッチした事業所を洗い出し、情報収集しましょう。前述した転職先選びの5つのポイントを押さえ、複数の情報源を活用して情報を集めることが大切です。

情報収集方法として、以下があります。

  • 複数の求人情報を比較する
  • 事業所のホームページを確認する
  • 口コミサイトで現場の声をチェックする
  • ステーション見学・説明会で疑問点を解消する

見学や説明会に参加する場合は、事前に質問リストを作成するのがおすすめです。指導体制・働き方・職場環境について具体的に質問しましょう。

3.訪問看護に特化した転職エージェントを活用する

訪問看護への転職活動をスムーズに進めるためには、業界に詳しい転職エージェントを活用するのを推奨します。一人でリサーチを進めるよりも、効率よく転職先をみつけられるでしょう。

訪問看護に特化した転職エージェントを活用するメリットは、以下のとおりです。

  • キャリアの悩みを担当者に相談できる
  • 訪問看護に関する疑問点を明らかにできる
  • あなたの潜在的な思いが引き出され、理想の看護師像を明確にできる
  • インターネット上では得られないリアルな業界情報をキャッチできる
  • 非公開求人情報が得られる

『UPDATE CARRER 訪問看護』では、新卒から訪問看護にチャレンジした経験のある看護師が、あなたの理想の転職先探しをサポートします。無料で利用できるサービスです。訪問看護への転職について悩んでいる方は、以下のフォームよりぜひご相談ください。

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訪問看護の転職先選びでよくある3つの失敗パターンと対処法

訪問看護の転職に失敗してしまったナース

訪問看護への転職でありがちな失敗パターンがわかれば、同じ失敗を避けられます。事前に対策を講じて、後悔のない転職を実現しましょう。

よくある失敗パターンとして考えられるのは以下の3つです。

  1. 自分とステーションの価値観のすり合わせ不足
  2. 事前の情報収集・質問不足
  3. 複数候補の比較検討不足

上記について、具体例と対処法を一つひとつ解説します。

1. 自分とステーションの価値観のすり合わせ不足

自分が大切にしたい価値観とステーションの方針が合わないと、やりがいを感じられず、居心地が悪いと感じる場合があります。

【失敗例】

  • 「利用者一人ひとりとじっくり向き合いたい」と考えていたのに、効率重視で1日の訪問件数が多く、十分な時間をかけられない環境だった
  • オンコール対応や委員会活動に精力的に取り組んでいるのに、正当に評価してもらえる制度がなく、やりがいを感じられない

【対処法】

 面接や見学時に事業所の理念・方針を確認し、自分の看護観や考え方と合うかを慎重に見極めましょう。

「ケア以外の利用者さんや家族との関わりは、どのように行っていますか?」「スタッフ個人の評価はどのように決まりますか」などの質問により、価値観が一致しているかを確認できます。

2. 事前の情報収集不足・面接での不備

ホームページの情報だけで判断せず、複数の情報源からリサーチしましょう。面接や見学時に遠慮して具体的な条件を聞けず、入職後に想定と違う働き方を求められる失敗パターンが考えられます。

【失敗例】

  • 「オンコール月2回程度」と記載されていたが実際は月5〜6回あった
  • 「未経験者歓迎」とあったが実際の研修期間が1週間程度で不安だった
  • 「年収500万円」と記載されていたものの、基本給が低く、残業代込みの金額だった

【対処法】

職場見学や説明会に参加し、給与・休暇・オンコール・研修など気になる点を積極的に質問しましょう。

また、面接時に自分をよく見せようとし過ぎないことも重要です。面接時に看護経験について聞かれ、自信がない場合は、「経験はあるが自信がない」などと正直に話しましょう。無理な仕事を入職直後から任されるリスクを減らせます。

3. 複数候補の比較検討不足

最初に見つけた求人にすぐ応募し、他の選択肢を検討せずに後悔する失敗パターンがあります。

【失敗例】

  • 最初に面接を受けた事業所で即決したが、後日より教育体制が充実した事業所の求人を見つけて後悔した
  • 給与条件だけで決めたが、働いてみると職場環境や価値観が合わず転職を検討することになった

【対処法】

複数のステーションを比較検討し、条件や職場環境を総合的に判断することが重要です。3〜5つの事業所を見学・面接し、それぞれの特徴を比較表にまとめて検討しましょう。

訪問看護の転職先を選ぶ方法に関するよくある質問

訪問看護への転職について疑問を抱える若手看護師

訪問看護への転職を考えている方が抱きやすい疑問について、詳しく説明します。

訪問看護と病院看護の主な違いを教えてください

訪問看護と病院看護の違いを以下の表にまとめました。

項目訪問看護病院看護
業務内容患者の自宅での看護ケア生活環境を踏まえた個別ケア多職種連携入院患者の24時間看護医師の診療補助最新医療技術の習得
勤務形態日勤中心(9:00-18:00)オンコール対応(施設により異なる)シフト勤務夜勤あり不規則な生活リズム
やりがい患者・家族との深い信頼関係構築地域医療への貢献急性期医療での生命救助最先端医療現場での活躍

両者それぞれの魅力があります。自分の価値観やライフスタイルに合わせて選択しましょう。

訪問看護に向いている人の特徴を教えてください

訪問看護に向いている方の特徴として、以下が挙げられます。

  • 主体的に考えて責任をもって行動できる
  • 一人ひとりの利用者との深い関わりを大切にしている
  • 規則的な勤務時間でワークライフバランスを重視している
  • 利用者の生活全体をサポートしたい気持ちがある
  • 在宅医療への貢献に関心がある

これらの特徴に当てはまる方は、訪問看護でやりがいを感じられる可能性が高いでしょう。まずは職場見学に参加して、実際の業務を体感してみてください。

未経験者でも訪問看護に転職できますか?

訪問看護は、未経験からでも十分にチャレンジ可能です。多くの看護師が、病院経験のみの状態から、訪問看護に転職し活躍しています。

未経験者が成功するためのポイントとして、研修制度が充実したステーションを選ぶことが重要です。

ただし、新卒や第二新卒の受け入れ実績がない事業所も多く、自分が1人目でもチャレンジしたいと思えるかをじっくり考えましょう。

未経験だからといって諦める必要はありません。同行期間や研修体制について詳しく確認し、あなたに合った環境を選んでください。

訪問看護の将来性はありますか?

訪問看護への転職は将来性のあるチャレンジといえるでしょう。高齢化により在宅医療のニーズは確実に増加しており、訪問看護師の需要は今後も拡大が見込まれます。

厚生労働省によると、訪問看護利用者数は年々増加傾向にあり、令和4年の時点で要支援・要介護を合わせて約69万人です。地域包括ケアシステムの中核を担う訪問看護師は、在宅医療における重要な役割を担っています。

安定した需要が見込める分野であり、専門性を身につければ長期的なキャリア形成が可能です。

参考:厚生労働省 訪問看護 p.12

まとめ:転職先選びのポイントを押さえて理想の訪問看護キャリアを手に入れよう!

訪問看護への転職先選びについてのまとめ

あなたに合った訪問看護ステーションを選ぶためには、サポート体制・働き方・専門性を軸とした5つのポイントを押さえて比較検討しましょう。

またステーションタイプごとの特色を理解し、理想のキャリアパスを考えた選択が重要です。効率的に転職先を選ぶためには、「自己分析→情報収集→専門エージェント活用」の3ステップで進めるとよいでしょう。

『UPDATE CARRER 訪問看護』では、訪問看護への挑戦をためらっている方のお悩みを解決し、理想の訪問看護ステーション探しをお手伝いします。訪問看護の経験と知見のある看護師が、あなたらしく輝ける職場探しをサポートします。

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小瀨文彰プロフィール写真(株式会社UPDATE 代表取締役)
株式会社UPDATE 小瀨 文彰
株式会社UPDATE 代表取締役(看護師・保健師・MBA) ケアプロ訪問看護ステーション東京にて新卒訪問看護師としてキャリアスタート。その後、訪問看護の現場・マネジメント経験の他、薬局や訪問看護運営するスタートアップ企業で40拠点・年商65億規模の経営を行い上場企業へのグループインを実現。現在は医療職マネジメント人財を育成するためマネジメントスクールを運営中。